スケルトン解体する際のポイント!マンション編:GL壁/GL工法を残す?壊す?

2022年07月08日
マンションスケルトン GL

マンションをフルリノベーションする際、まず初めに内部をスケルトンにする必要があることをご存知でしょうか?

スケルトンとは、お部屋の骨組み(躯体)のみにする工事のことですが、再利用できる部分部分を残すことで大幅に費用の節約ができるのです。


そこで今回はスケルトン解体工事で注意したいポイントの中でも、GL壁/GL工法と呼ばれる壁面の工法について焦点をあててご紹介します。

GL壁/GL工法とは?


そもそもGL工法とはどのような工法なのでしょうか。

GL工法とは、GL壁とも呼ばれており、石膏ボードを1枚〜2枚、固まるとコンクリートのように硬くなる特殊なボンドで貼り付ける方法で作られた壁のことです。


この工法で作られた壁のメリットは、他の工法と比較して費用が安く工期も短く済む点と、下地の調節や骨組みが必要ないため作業が簡単な点です。

しかし、強度は強くないため天井などには使ってはならず、断熱材のある部分で使用することが多い工法ではありますが、他の工法と比較すると断熱性能が弱くなってしまいます。


マンション室内の壁は、そのほとんどがGL工法か、LGS工法と呼ばれる軽量鉄骨を使用した工法で作られており、GL工法はよく使われる工法の1つなのです。

マンションのフルリノベーションの際GL壁は残す?壊す?

では、フルリノベーションをするにあたり、GL工法によって建てられた通称GL壁を撤去すべきなのでしょうか。

メリットとデメリットを紹介しながら掘り下げていきます。


GL壁を撤去するメリット

GL壁まで壊すことで、完全なスケルトン、コンクリート躯体あらわしの状態になるため、リノベーションの幅が広がります。


GL壁を撤去するデメリット

GL壁のボンドを撤去しても、コンクリートのように硬い特殊なボンドのため、白く跡が残ってしまいます。

(写真の丸い斑点のような模様はボンド跡です)


リノベーション後もGL工法で壁を立てる場合は撤去が全て無駄になるため、リノベーション後もGL壁にする場合は撤去しなくても良いでしょう。

シンプルですが、重要なのはGL壁を解体した後、その部分をどうしたいかによってメリットが増えていきます。

GL壁の撤去or再利用はどのように決めれば良い?


1.コンクリート現しの状態にしたい。 

 ※コンクリート現しについてはこちらをご覧ください

2.壁に防音及び断熱を踏まえた施工をしたいが、壁を最小の薄さにし、室内を少し(30mm)でも広くしたい。

3.真新しい壁にしたい(既存の壁を利用したくない) 

 ※解体しても躯体現しの状態にならず、躯体に吹付の断熱材が施されていることもあります。


上記の3点の場合は絶対に撤去した方が理想に近づきます。


なるべく費用を節約したい場合や、お部屋を広くしたいとお考えの方は、GL壁を再利用もしくは既存壁を隠蔽する方法が良いでしょう。


費用面だと解体がいらなくなり解体費用が削減でき、先述の通りGL工法は躯体壁にGLボンドでPB(石膏ボード)を圧着する工法ですので、ボンド厚を薄くすることで壁の厚みが減りお部屋を広くすることができるのです。


ボンド厚は20㎜が主流ですが、強度を著しく損なわない程度ですと10㎜程度まで薄くすることも可能なので、そこにPB(石膏ボード)の厚みの12.5mmをのせて、壁の厚みが30㎜前後となります。


さらに既存のGL壁に塗装やクロスで仕上げるだけのプランでしたら解体は不要になりますし、既存壁の前に新たにLGS下地を立ててPBを貼るのであればこちらも解体は不要になります。


少しでも広くしたい場合はGL壁がおすすめです。


逆にGL壁ではできない、LGS/PBだと断熱材を入れられる、電気の配線ができるなどの利点がありますので、費用やその先の計画によって見極めることが必要になりますので、事前に設計士さんや施工業者さんとこの話ができていると安心です。

まとめ:マンションのリノベーションやスケルトン工事はツクルラボにお任せください!

いかがでしたでしょうか。

ツクルラボはスケルトンに特化したスケルトン専門業者ですが、マンションリノベーションや、飲食店やサロンなどの店舗内装などの実績も多数あり、分離発注も対応しております。


完成後の想像がうまくできていなくても、スケルトン工事のプロが様々な工法のメリットやデメリット、完成形をご紹介いたしますので、GL壁の撤去や再利用で悩んでいる方は是非お気軽にご相談ください!


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