分離発注 スケルトン工事編

2019年12月08日
マンションスケルトン 分離発注

マンションをフルリノベーションされる場合は、先ず内部をスケルトン状態にする為の解体工事が必要です。

一般的にスケルトン解体工事と言われている施工方法です。

解体工事業者は全国に数多く存在していますが、スケルトン工事を専門に施工している解体業者はかなり少ないのが現状です。

また施工品質に差が激しい為に、高級リノベーションを手掛ける建築会社によっては、大工さんや水道設備会社さんに依頼して全てを解体業者に任せることを敬遠している企業もあるくらいです。

ここでは、スケルトン解体工事を分離発注のリスクや、メリットデメリットを紹介いたします。


分離発注をするメリット

☆ 費用を下げる事が見込める

 →建築会社さんも解体工事は専門の会社に依頼します、その場合は管理監督費用や利益を計上しなければなりませんので直接依頼する場合よりどうしても高くなってしまいます。

☆ リノベーション業者が決まってない状態でも解体工事が進められて、リノベーションの内容について選択肢が広がる


分離発注のリスク

□ 施工品質のチェックが素人だと判断や指示ができず、業者の言いなりになってしまう恐れがある

□ 施工範囲に食い違いがあり、結局追加工事がかかり安くならない

□ 数多い解体業者、本当に丁寧にクレーム無く施工してくれるのか判断する材料がない


こんなことが考えられるでしょう。

解体業者と言っても、家屋解体を主軸に施工している業者にはスケルトン工事は無理だといっても過言ではないでしょう。

重機を使って建物を壊す作業と、電動工具やバールなどをうまく利用して丁寧に分別解体し、近隣住民に気を使いながら廃棄物を搬出する作業とではまるっきり施工方法や気配りが違うからです。まずはスケルトン工事・内装解体工事に対する実績やどのような点に注意をしているか細かく確認すると良いでしょう。

大手でない限り解体なら何でもやります。という業者は控えるべきです。

解体業界の悪い風習で、自身の会社で施工できなくてもどこかに任せれば良いかと受注してしまう会社が見受けられます。

依頼した会社の3次下請けが現場にくることも珍しくありません。

きちんと施工してくれればよいのですが、結局は下請け。費用も相当安く叩かれて来ているのでしょう。

下請け業者と協力しながら施工することは悪い事ではありません、事前にどのような職人が来るのか、社員なのか下請けなのかきちんと確認することが必要です。


分離発注のリスクは上記に述べたようなことが実在しますが、きちんとポイントを押さえ業者さんと施工内容や進捗を共有できればクリアできそうですね。