退去の際に要確認!A工事B工事C工事について解説

2021年11月04日
A工事 B工事 C工事

退去の際に必要な原状回復工事はすべてを借主様が手配、支払いをする訳ではありません。

誰が業者指定をして誰が支払いをするのかを明確にするのがA工事、B工事、C工事になります。

本記事では、退去時のトラブルや不必要な出費を防げるようA工事、B工事、C工事それぞれについて解説していきます。

A工事、B工事、C工事とは

A工事

A工事とは建物側(貸主)が業者指定を行い、建物側(貸主)が支払いを行います。

具体例・・・建物の構造や資産価値に関わる部分。共有部や1次側(建物側)の配管など  


B工事

B工事とは建物側(貸主)が業者指定を行い、テナント側(借主)が支払いを行います。

具体例・・・テナントの枠壁、空調設備、防災設備など  


C工事

C工事とはテナント側(貸主)が業者指定を行い、テナント側(借主)が支払いを行います。

具体例・・・テナント内の装飾や内壁天井、テナント側の給排水設備など

注意すべきB工事




B工事は業者指定をするのが建物側(貸主)で支払いがテナント側(借主)なので、テナント側が安い業者を指定することができず、 一般的な費用よりもかなり高額な費用を請求されることがあり、想定の3倍になることも良くある事のようです。


発注前にビル側から『ここはB工事なのでこちらで手配しますね。』と言われ、契約した事後報告で請求書が届いて支払うしかない。となるのが最悪のケースです。   手配する連絡が入った時点で発注する前に見積もりを確認させて欲しい旨を伝え、ご自身でも同じ内容でお見積りをとり値段交渉をすれば高額すぎるB工事を回避できる可能性があります。 高額なB工事見積もりが出ても泣き寝入りする必要はありません。

こちらでも幾つか見積もりを取得して、価格交渉は必ずすべきです。 もしくは、B工事をC工事にできないか交渉するのも手段の一つです。 C工事であればテナント側(借主)で業者指定をする事が出来ますので費用を抑えることができます。

飲食店のB工事、C工事の具体例

飲食店の原状回復工事のB工事とC工事の具体例を挙げて解説していきます。

・B工事 冷媒配管、消防機器、排水、排気設備等

・C工事 天井、壁、床、厨房内土間、造作棚  、テーブル椅子、食器、


物件ごとに違いがありますので詳細は契約書類をご確認いただくのが正確です。

まとめ

A工事、B工事C工事について下記表にまとめました。

発注

施工業者指定

支払

 




A工事

建物側(貸主)

建物側(貸主)

建物側(貸主)





B工事

建物側(貸主)

建物側(貸主)

テナント側(借主)





C工事

テナント側(借主)

テナント側(借主)

テナント側(借主)







B工事をC工事に変更するなどの交渉はプロの施工業者が行うのが可能性を挙げる手段です。

実際に、原状回復工事に入ってもらう業者が交渉するのがベストですが、そこまで対応しくれない業者が多いです。

ツクルラボでは、B工事の減額交渉や相見積もりの作成、B工事をC工事で対応させてもらえないかの交渉。最後の引き渡しの立ち合いまで行わせて頂きますので、ご質問ベースでもお気軽にご相談ください。