クラウドキッチン・ゴーストキッチンの設計施工②物件の立地

2020年09月11日
クラウドキッチン

クラウドキッチン・ゴーストキッチンの需要がこのところ一気に増加傾向になっております。

当社にも多数お問い合わせをいただいておりますが、最近の動向としては大手の参入が増えている事。

大手はブランディングした商品を上手に宅配サービスに移行しているイメージです。

なのでクラウドキッチン・ゴーストキッチンスペースが必ずしも必要な訳では無いようです。

ですが、大手企業が手掛けている宅配ビジネスと、クラウドキッチン・ゴーストキッチンを活用した宅配ビジネスは若干異なるように感じます。


ここでは、どういった需要のもと成り立つのか、今回は立地についてお話できればとおもいます。


☆クラウドキッチン・ゴーストキッチンとは、客席を持たないキッチンスペースですから駅前の一等地が売れるというわけではありません。

ただし、宅配サービスの特性上、出来上がった食べ物が温かいうちに提供できる時間を踏まえてた範囲である必要があると思います。

となると、拠点となるキッチンから半径1キロ・3キロ・といった商圏が最重要エリアであり調査する必要があります。

高層マンションが多いエリアは人口密度も高いかもしれんせんが、Uberの配達員からは敬遠される傾向にあります、

例えば港区のタワーマンションの多くはたとえUberであっても受付もしくは警備員室で入館手続きをしてからでないとマンション内に入れません、自転車を安易に停めれず守衛に断られることもあるようです。

彼らも商売ですから時間に多くの配達をしたい場合はこのエリアには近寄らないそうです。

オフィスが多いエリアでも同様で、オフィスへのUber配達を禁止している企業も多いです。

オフィスのランチ需要を狙う場合は、Uberではなくて、別の手法が必要です。オフィス向けに大口のお弁当を配達支援するアプリもあります。

たとえば都心で開業を考えれれる方の場合は、半径3キロであれば、オフィスエリアも戸建中心のエリアもマンションエリアもすべて網羅する場所もかなり多いと感じます。

一般の方が商圏を細かく調査することは難しいかもしれませんが、住居種別や建物種別などをよく把握して、開業してからこんなはずじゃなかった、、とならないような想定が出来ればと思います。


次はアドレスについての戦略です。

たとえば、表参道パンケーキ、チャーハン銀座 とか オシャレそうだったり高級感のあるアドレスってありますよね、

鮫洲にあるパンケーキ屋さん となってもピンとこないというか、免許センターの近くにあるんだ、、女性人気のお店が存在しているイメージとは違う気がどうしてもしてしまいます。

ある意味ではインパクトと穴場感はあるかもしれませんが、鮫洲の方すみみません。


というのは、例えばUberのアプリを見ていると、皆さんとても上手にブランディングしている、もしくはブランディングされている店舗が上位検索になっている様に感じます。

おいしい物を造れば必ず売れるのであれば、ブランディングの必要はないのかもしれませんが、オープンしたらすぐにアプリで検索してもらって注文してもらう為には必要な事であることは一目瞭然ですね。


クラウドキッチン・ゴーストキッチンの良いところは、客席をもたないので路面店である必要もなく、雑居ビルの上階や路地裏の場所など、ちょっと住宅街に入った場所でも可能ですし。

商圏の強そうなエリアの傍でも賃料が割安な物件も多数ありますし、いまは好条件で入居ができる物件も出てきています。


是非、商圏や立地についてブランディングも含め検討していただきたいと思います。