クラウドキッチン設計施工①

2020年08月13日
クラウドキッチン設計施工

クラウドキッチン・シェアキッチンの需要がコロナ禍によって急激に増加しているようです。

しかし大規模な施設となると既存建物の状況によっては簡単に作れるものではありません。


主にネックになってくるのは

電気・ガス・水道の既存供給量では賄いきれなくなる恐れがある。

クラウドキッチンのブース数にもよりますが、キュービクルを設置することになる場合も。

法規関連の問題、消防や建築と事前協議を重ねる必要がございます。

避難経路の確保、自動火災通報装置の設置、防火設備の設置などなど。


ツクルラボでは現在、クラウドキッチン・シェアキッチンの設計施工を幾つか抱えておりますがその事例をもとに

大凡の費用感やバランスの良い事業モデルなどについてご紹介いたします。


現在施工しているのは

A 小希望ビル一棟をクラウドキッチン化 ブース数12 

B 既存レストランの客席をクラウドキッチン化 ブース数3

C 空きテナントをクラウドキッチン化 ブース数5


現場は港区虎ノ門エリア・渋谷目黒エリアです。どちらも立地はとても良い環境です。

クラウドキッチンは駅前や繁華街である必要は全くありませんが、配達が全てですので周辺の需要がとても大切です。

また、おしゃれなアドレスはイメージも良いかもしれませんね。


さて実際の施工費用についてですが、

やはり上記で記載した懸念事項はAの物件の場合全て当てはまります。

ビル一棟をキッチンスベースにするわけですから、

フルセットで掛かってきます、

フルセット内容は

電気 キュービクル設置

水道配管工事(1次側)

自動火災報知設備の設置 などなど


またお弁当や材料の運搬の為ダムウェーターを数基設置します。

なので建物の躯体解体工事や補強工事もしなくてはなりません。


設計施工費用の総額はざっと8,000万円 ぐらいです。

それぞれ見比べてみると

A 総額8,000万円 1ブース当たり670万円

B 総額900万円  1ブース当たり300万円

C 総額3,000万円 1ブース当たり600万円


このような感じです、シェアキチン寄りのBプランが極端に安いのは既存レストランですから1ブース分は既に設置済みで一部改良をしているからです。

また、キッチンスベースを増加しても電気水道設備の工事が比較的容易だったことも挙げられるでしょう。

Aはフルセットの割にはCとさほど変わらないかもしれません。


既存建物や区画によって大きく設備費用が変わる場合があるのでどこでもこの事業がしやすい訳では無いと言えるでしょう。

また日頃飲食店舗を携わったことのない施工会社には依頼すべきではないと言えます、

設備工事がメインとなるクラウドキッチンの設計施工は是非ツクルラボへご相談ください。

的確なアドバイスとご提案が可能です。

設計だけ、施工だけ、といった対応も可能です。


次回記事はもう少し具体的な施工事例・内容をご紹介できればと思います。